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空庭の床板(3センチ 杉の足場板)の下には、わずか3センチのスキマ、根太と根太の間に炭(オカクズ炭)をたくさん敷いています。 この炭が、空庭空気浄化に一役買っているのではないかと。 そのきれいな空気が、こころにもここちいいのではないかと。 ひろった雑誌入れ。ソトコトとか、住まい・環境・農業系の本を入れてます。 昨日、庭の管理に行ったので、たくさんの枝葉をもってかえって空庭にけっこう活けたりしました。 空庭のイスやテーブル(座卓)はすべてもらいものか家にあったもの。 あの、妙なネコアシのデコラティブだけどなぜかあうソファとテーブルも、外国人からもらったもの。空庭する前は、図体が大きいだけの、ただの服かけだったのだから、もっててよかった猫足ソファってやつです。 桑の木でつくられた水屋箪笥(食器いれ)も祖母のおみやげものの人形いれになってたのです。 また、壁は、壁紙の上から漆喰と砂とわら(そこに敷かれてた畳のなかのわらを切り裂いて!)で左官したものです。素人でもヘタウマでなんとなく左官のあらが味になるということで、こんな壁にしたのでした。 #
by soraniwa00
| 2006-11-17 20:20
| ぽつり。
先週末から所要で東京に行ってました。
大学(母校)のOB会があったので、それにあわせて。 で、4日間、なぜかこのときばかりは早起きで、朝から晩まで、上京したて丸出し?でお疲れ気味な顔しながら、目の回るような、けど濃密な時間をすごしてました。 で、今回の一番の目的は、 空庭が以前から造園・緑の先輩として、いいなあと思っている人や会社にインタビューに行くことと、東京の気持のよいよく使われている屋上庭=「空庭」を実際の目で見に行くこと。 なんのつてもなくお話を聞きたいけど聞けないところも当然あり、また、屋上庭も時間があわなかったり基本非公開のところもあって、まだまだたずねきれていないけど、 アポの都合を優先したので(当然)、やたらと東京・横浜などを右往左往、ピンポイントで目的地をめざす、あわただしい道程でした。 そして、どれもこれも、雑誌などに載っていたとおり、一味も二味も、その場ならではの心憎い工夫がしてあって、空庭的には大収穫で勉強になったのでした。夕方4時にはすでに夕暮れが迫ってきて、目を凝らして、まさに五感をふるにつかってその気配を感じてました。 行ったところ ・埼玉県 さいたま新都心 「けやきひろば」 ・川崎市鶴見 東京ガス環境エネルギー館wondership 屋上ビオトープ的空間 ・横浜みなとみらい 大さん橋国際客船ターミナル 屋上芝生ひろば ・新宿伊勢丹屋上庭園「アイ・ガーデン」 ・六本木ヒルズ屋上庭「けやき坂コンプレックス」、アークヒルズ「アークガーデン」 ・墨田区緑小学校 屋上での植物栽培風景&芝生 ・聖路加国際病院 屋上庭園 ・新宿区 江戸川同潤会アパート建て替え 江戸川アパートメント中庭&屋上庭 (これは中にははいれなかった) ・リブランさんの「ステイツ平和台」の緑の機能をいかした空間構成 ・なんと、次、空庭でもしてくれるかも?の、サウンドアーティストmamoruくんが今回演奏場として選んだ、ヒルサイドテラス屋上にある「温室」→この場に居合わせるのも上京目的のひとつで。めったにない、いい経験をさせていただきました。 この場所を運営されている方も、造園デザイナーの方とその奥様です。 話をお聞きしたところ ・リブランさん ・ゴバイミドリさん ・プランタゴ 田瀬さん (アクロス福岡 造園プランニング) ・森ビル 特にアークガーデンの経緯や内容について 行きたかったけど行けなかったところ たとえば ・台東区朝倉彫塑館 屋上庭園と中庭 ここは学生時代、何回か行ってたところで、、地域性とあいまってかなりいい。 ・途中で教えてもらった クルックガーデン 環境にやさしい取組みに対して融資するAPバンクが、自身で運営するビルとその屋上庭 ・銀座や渋谷にあるカフェなど飲食店の屋上(もしくは最上階)でお茶もしくはビールを来夏飲む。(この本、ずっと電車のなかで読んでにやにやしてました。ほとんどいけなかったけど。いい本です) ・国立市の小池さんの縄文庭 など、まだまだあり。 それにしても、東京、楽しかったです。 長く時間がとれたのは、大人な町どんぴしゃの、恵比寿・代官山界隈と、 築地界隈と、神楽坂界隈。 神楽坂では、はしごした二つのカフェで、どちらもとってもよくしていただいて。 学生時代うろうろしてたときよりも、さらに楽しいまちになっている! という感じで、私と同年代くらいの人たちが、働いて、住んで、遊んで、楽しいまちに なっている、そんな印象が、その二つのカフェで集っていた方たちとのお話で垣間見れ、 ちょっと粋で、やさしい空気が確かに流れていたのでした。 そんな「空気」感が意外と大事で、大切に「つくって」いくものだと思うのでした。 #
by soraniwa00
| 2006-11-10 00:25
| ぽつり。
緑で微気候をつくりだせるというお話をしましたが、
それ以外にも様々な機能を持っている。 いろんな機能の分け方があるけれど、一例として、10年前ですが、建築雑誌の特集でまとめられていたので引用します。 (「「効く植栽」91のテクニック」建築知識1996年3月号 正木覚監修) 機能1 緑の建築的利用 ○プライバシーを守る、目隠し ・生垣 ・単独木 ・コンビネーション ○防火・防犯 ○区画明瞭化 ○空間を演出する 機能2 微気候のコントロール ○日差し・太陽輻射熱を調節する ・樹木の樹冠(天蓋)を利用する ・壁面緑化 ○風の流れをコントロールする ・風を防ぐ、コントロールする ・風を導く ○屋上緑化、屋上庭 機能3 緑の審美的利用 ○奥行感を創出する ○建物・空間の大きさを調節する ○統一感を出す ○固いものにソフトなイメージを与える ○色での演出 ○形の面白さで演出 ○~~風の雰囲気をつくりだす ○五感それぞれに着目し楽しむ 機能4 緑の環境・工学的利用 ○二酸化炭素固定、酸素供給 ○土壌乾燥・侵食を防ぐ ○空気浄化 ○眩光を防止する ○騒音を防ぐ 機能としては4つに分けられ、建築的利用、微気候、審美的利用、環境・工学的利用となっている。それぞれの項目について説明をすると長いので、割愛しますが。。 「建築的利用」というのは、緑=樹木というハードなかたち・ものとしてどんなことができるかということで、目隠しをしたり(生垣など)、防火の役目も果たしたりする。 「微気候をコントロール」については、前にお話しました。 「審美的利用」は、緑というと、やはり緑の美しさや面白さを生かした利用というのなら、すぐ思いつくのだけれど、審美的利用といっても、奥行き感をつくりだしたり、統一感を感じさせたり、いろいろな工夫や方法があると思う。まちなみや庭に、意図を持って、デザインによって美しさや奥行き感、統一感などをだしたいときは、緑は有効に立派に役目を果たしてくれる。 「環境・工学的利用」は、植物の生理的特性を生かした、環境的・工学的な利用もできたりするということで、これが二酸化炭素を固定し、酸素を供給してくれる。たった一本の木でも、環境的効果はあるのだけれど、量としてたくさんあるほど、その効果は高い。 どれが一番大事というわけではないし、これらは一本の木でも何役も兼ねることができるのだ。 実は、お気に入りの植物を育てつつ、それが隣とのやわらかな目隠しになったり、日陰をつくってくれたり、空間の質をあげていたり、緑化にも貢献していたり(ほんとにわずかですが)、それでいて花や実がなったり、いい香りがしたり、紅葉したりする!! ここまで一本の木にいくつもの役を与えるのは、虫がよすぎる話だけど。 でもなんだか、すごく得した、よく考えてる!気分になりませんか? そして一本の木での機能、利用だけでなく、庭として、複数の多様な植物をデザインすることによって、より全体として大きな利用をすることができるのです。 なので、植栽デザインは、それぞれの植物の特性もあるしで、結構奥が深いのです=。 #
by soraniwa00
| 2006-10-25 00:28
| みどりみどり。
大阪大学の鈴木先生の「居方」の考察が面白いとおもう。
居方とは、「ある場所にどう居られるかという切り口から、都市・居住環境の質や目標を語るための概念」と書いてある。(ほんとに簡単に言えば、居心地のよい空間とはどんなものかを研究されてる!?) パリの公園で編み物をしているフランスの老婆は“居方”として絵になるが、日本人が公園で編み物をしても絵になりづらい。これは「何が違うのか」を様々なアプローチで研究している。“役に立つことをやろうと思ったら発想が狭くなる”が信条。らしい。 いいかえると、無意識に、ただなんとなくそこが気持ちよいから、座ってしまう、たたずんでしまう、そんな場所とはどんな場所ということかな。 「そこに身をおいた時,私はここに居ると実感できる場所を持ちたいと思う. そこに立った時,豊かさと拡がりを実感できる都市に住みたいと思う.」 から始まる先生の考察。面白そうです。(「建築計画読本」舟橋國男 第五章から引用) 住宅・すまいWEBサイト 。そのなかの、ライフスタイルとすまいの様々なお話もぜひ一読。 ついでといってはあれですが、大阪ガス エネルギー・文化研究所の濱さんが、再生エコハウスとライフスタイルのお話なども興味深いです。 #
by soraniwa00
| 2006-10-24 12:40
『大川夜会2006秋・泉布観アニバーサリー 五感で味わう泉布観とその時代~重要文化財指定50周年を記念して~』にありがとう。
イベントを開いていただいた関係者の方々に感謝します。 はじめて、泉布観のすばらしさを感じた、身近さを感じた夜でした。 135年も前からこの大川沿いに位置し、大阪だけでなく日本全体の貨幣制度導入の核となった、造幣局。 その造幣局を見に来た皇族や政治経済の各要人を接待するための場所として、泉布観(「泉布」は貨幣、「観」は館)が建てられ、2階の広いベランダから、とうとうと流れる大川とその先に広がる風景を楽しんだのだ。 実は今は、建物前に植えられたサクラは立派に育ちすぎて?川が見難いのだけど。 明治天皇まで明治の間に3度行幸されたという。 皇居が江戸に移り、明治になり、全国を旅するようになって はじめて市井の人々は天皇の存在を身近に感じるようになった。 したがって、造幣寮の行幸の時、大阪市民は大喜びだった。 大川で花火を上げ、泉布観の前庭では天覧相撲や馬の曲乗りなどの余興が 華々しく繰り広げられたという。 (コバタクさんのブログから) 建物としても築135年(明治四年)という、全国の洋風建築の中でも極めて古い時期、当然大阪最古のものであるということ。 西洋からはじめて、ベランダ・コロニアル様式というスタイルで、建物をぐるりと囲んで外壁・庇よりひっこんだかたちの「ベランダ」(廻廊とある)なるものが導入された初期のものだということ(大川への眺望をみたいためだったのかな?)。 まだ散切り頭だったような江戸的な工匠たちとともに英国人技師(ウォートルスさん)がこれを建てたということ。 あの広い(幅2mはある)長いベランダは、どんな使われ方をしていたのだろう。 朝日をみながらうーんと屈伸をしたくなったのでは。 昭和中期の改修までは、屋根の庇の出が今ほど出ていなかったというから、床は風雨にさらされていたのだろうし。(今は防水加工のあるリノリウム仕上げ) 気づけばいろんな面白い発見があるじゃあないですか。(よく知らなかっただけですけど。) 通常は見れない泉布観。春の数日拝観できるのみなので、建物内部は、調度品や建具が残って華を添えていたけど、埃をはらいやっとお見せできるというほどの感じで、もったいなかったな。 さらには、お隣のユースアートギャラリー旧造幣局鋳造場正面玄関)西側には日本庭園の遺構(池)があって、能舞台までつくられていたとかで、これまた興味しんしん。 せっかくの拝観日でも、さっと見て終わってしまうのは、あまりに惜しいので、 今回のような、ゆっくりとした時間を建物内外で味わえる、そんな余韻が、建物を身近にさせるのじゃないかなと感じた夜でした。 (写真をサクジョしてしまったのでショックです) #
by soraniwa00
| 2006-10-24 01:47
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