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「屋上喫茶階」という本を、川口葉子さんというライターさんが、著されました。
~~~ 「人間にはときどき、見晴らしのよい場所が必要なのです」――屋上者金言集より 『都市の屋上の愉しみ』をテーマにした画期的な写真エッセイ・屋上文化論。東京では六本木ヒルズ屋上庭園や各デパートで屋上緑化が進む一方、古い雑居ビルにはエアポケットのようなひっそりした屋上が身を潜めています。本書では、屋上から世界を眺める者=屋上者と名づけ、屋上者の視点からさまざまな屋上の魅力を豊富な写真と文章で綴ります。 ~~~ 実際にお会いしたのは約5年前の一度。 谷町空庭が、まだ空庭カフェとしか言っていなかったとき。し始めた当初。 そのときの印象がキョーレツ、いえ鮮烈だったみたいで、関東の屋上カフェをたくさん取り上げられているなかで、たったひとつ、空庭を関東以外として取りあげていただいてます。 そのなかに、ワタシの文章も載ってマス。 ~~~ 空庭カフェは大阪市内の谷町(たにまち)という、大阪市では最も古い歴史をもつエリアにあります。大阪城にもほど近く、オフィス街でありながら、住民も昔から住んでいる、すこしゆっくりとした生活感もあるエリアです。そんなまちに生まれ育った私が、ふとしたことから空庭カフェをはじめました。 4年近く経った今、「谷町空庭(たにまちそらにわ)」と名前を変えましたが、カフェだけでなく様々なイベントにも使えるスペースとして、空庭という言葉の元となった屋上庭と、その階下の6階の部屋が、ちらほらと、老若男女、職種や趣味も様々な、多様な人々に利用していただいています。 空庭は、実は庭づくりのプランニングをしている私が、自宅ビルの屋上が洗濯物干し以外何も使われていないのはもったいないと、友人とセルフビルドでつくったのがはじまりで、お金をかけなくとも気持ちがよくて使い勝手のよい緑の空間はできるはずだということでつくりだしたのがきっかけです。 その場所をどうつくろうかとなったとき、いたってシンプルに、空の気持ちよさを思い切り感じられる庭。空+庭 だから空庭をつくろうとなりました。そしてその空間をつくり終わろうとしたとき、家族や友人などだけに使ってもらうのはもったいない、誰でも気軽に利用できる「カフェ」をしようを思いつきました。 そんなこんなで始まった空庭カフェ。9月からマイペース(というか無計画)にスタートした屋上のカフェは、多少の広報活動が効を奏し、ぽつぽつとお客さんが上がってこられました。あまりのそのロケーションの特異さと、素人に毛も生えていなくともあっけらかんとしている店主(私ほか)に、面白がる(いぶかしむ?)人が続出しました。 その間も雨や風や暑さ寒さといった予期せぬ事態が次々とあって、やむなく一時冬眠。翌春から、階下の元祖母の部屋もセルフビルドでリノベーションして、またカフェに限らず様々な要望に応えられるスローなスペースとして谷町空庭という名前にすることにしました。 現在は週に2回のカフェ利用となりましたが、それがちょうどいいペースで、ふわっとまちに浮かぶ空庭というスロースペースには、そんなスローペースでもいいのではと思っています。 ~~~ #
by soraniwa00
| 2008-04-07 02:03
| ぽつり。
辻信一さん著「カルチャー・クリエイティブ」から。
GNH(gross national happiness (国民総幸福))を提唱する(ブータンの4つの指針はこちら)、 サティシュ・クマールさんのことば。 「私は自分の人生を振り返って、豊かさとはお金ではない、と断言できます。 本当の豊かさとは、信頼する心です。 本当の豊かさとは、人々がつくり出すコミュニティ、そして友人たちです。 また、それはきれいな水であり、美しい、花咲く森であり、流れゆく川です。 つまり自然―それこそが本当の豊かさなのです。 しかし、現代世界には豊かさについてまったく逆の考えがはびこっていますね。 お金を得るために、本当の豊かさを損なっている。森を壊し、川や海を汚している。 コミュニティや家族も、お金のために失われつつあります。 もともとお金とは交換の手段、単なる道具だったはずなのに、 いつしか私たちは、その手段と目的を取り違え、すべてがお金のために、 すべてが経済のためにという幻想にとらわれてしまった。 人々はお金を稼ぐ奴隷となり、人生を楽しむ余裕すら残っていないようです。 特に先進国といわれる国々はそうです。ほとんどの人が「お金=豊かさ」という 観念にとりつかれています。 そして経済成長に執着している。しかし、そもそも経済成長とはいったい何でしょうか。 大地の恵みを資源と見なし、それにどんどん手を加えて、モノに変えていく。 大きなビルを建て、街をコンクリートだらけにしていく。そこではまるで自然界が無尽蔵であるかのように、経済を永遠に成長させていくことが 目的とされてきました。日本やアメリカのような国々の水準に、地球に住む六十億人以上の人々が合わせようとすれば、この地球は四つも五つも必要です。 でも、みなさんご存知のように、地球はひとつしかありません。」 「私が日本の皆さんにおすすめしたいのは、お金を減らして、時間を増やす、ということ。 時間を犠牲にして、お金をたくさん持とうとすることは利口なことではありません。 それで幸せにはなれないでしょう。その代わりに私は「時間を持とう、 そして自然との豊かなつながりをもっと増やそう」と主張したいのです。 土とのつながりを取り戻せば、土は私たちを育んでくれる。 同時に私たちが奉仕することで、土もまた豊かになることができる。 私たちが農作業をする時、実は土が私たちを耕してくれている。 私たちがもっている可能性や潜在性を引き出してくれている。 そして私たちが元来もっている自然界とのつながり、水とのつながり、 大地とのつながりを育ててくれているんです。 よく、土地を「所有する」と言いますが、本当の意味では、誰も土地を所有することなどできません。むしろ私たちは土に「所属する」者なのです。 土地を所有するというのは、資本主義が私たちに与えた幻想でしかない。 考えてみてください。太陽の光、風、雨、大地、動物をどうやって所有することができるのでしょうか。 ”オーナーシップ(所有)”という考え方から、”リレーションシップ(関係性)”という考え方へと移ろうではありませんか。 奪い合いから、分かち合いへ。 競争から共生へ。 」 「自分たちの発想を転換し、ライフスタイルを変えるということは、 とても楽しく、美しく、ワクワクするようなことです。 よりよい食べ物のある、自然と一体になった生き方、自然の恵みを享受する生き方、 そんな生き方が楽しくないわけがない。そして、そこへと向かう私たちの ムーブメントが楽しくないわけがありません。 お金がないからといって恐れないでください。自然を大切にすることができれば、 自然は必ずあなたを大事にしてくれます。 人々に対して、親切に真心を込めて接すれば、人は必ずあなたを大切にしてくれるでしょう。」 #
by soraniwa00
| 2008-03-20 00:37
| ぽつり。
森の宮庭
↑中央区森ノ宮につくる庭だから、「森の宮庭」。 よくその場所のイメージ・雰囲気を一言で表す(難しいけど)言葉とか、地名+つくる庭のイメージとか、施主さんの名前+庭のイメージで、○○○○庭とかってつけるんだけど、たまたま森ノ宮にあるから森の宮庭って書いたんだけど、いいネーミングやん。 もとからそこにある木がもじゃもじゃしていて、ひっそりとしていて、すこし手を加えての静かな家族の宮(殿)。 森ノ宮って、どうして森ノ宮って名前になったんだろ。 玉造は? 。。どんなかんじになるかな。楽しみです。 #
by soraniwa00
| 2008-02-09 02:11
| ぽつり。
一人ではなかなか野菜づくりはわからない。長続きしない。。
そんな挫折しそうな?あなたに送る、プチ自給農プロジェクト「空畑クラブ」 月に1回、ベンキョウカイをしていこうということで、今回第三回目を日曜におこないました~。 くわしくはこちらをご覧くださいませ。 4月から一斉に、各家で野菜を育てていこうとおもっていますので、はじめてだけど野菜をそだててみたい!という方や、農的な情報がほしい、すこしでも土にふれる機会がほしい~なんていうかたは、ぜひご参加&登録くださいね^^。 またなんばパークスの貸し農園(アーバンファーム)の募集についても書きました。 #
by soraniwa00
| 2008-01-22 15:02
| みどり。
いままで空庭といっていましたが、花より団子、空畑になります。(←庭への執着なしか~!?)
空畑は、空庭よりも、「土」感がでてて、いいねえ。 いえ、空庭もやりますよ。 空畑のHPをつくりました~。仮UPします。 まだ硬いな~。もっと「おいしそう」なかんじにしたいんだけど。。 なかなかコンテンツとしては多いので、それをどうわかりやすくかつ硬くならず、全体をうまく関連付けてに見せられるかなんだけど~。 農家さん情報、援農(この言葉もまだ硬い。要は、農家さんと仲良くなって手伝いにいくということなんだから)のこととか、もっとたくさん、うまく書けたらな。 そのへんが、一般の人と農家さんをつなぐミソの部分なんだから。 そして20日日曜日は、だんだんと参加者も増えてきている、野菜育て・環境づくりのベンキョウカイの3回目を行います。 今回は、なにわの伝統野菜試食会つき。 楽しみです~! #
by soraniwa00
| 2008-01-18 02:12
| ちらり。
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